もみじの「まとめノート」＝アーバンネットワークのダイヤ改正変遷＝

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アーバンネットワークダイヤ改正変遷～1989年～

1989年3月11日ダイヤ改正

○JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線では、221系の1次車6連5本・4連6本の計54両を網干電車区に新製投入。113系の一部を置き換え、快速に充当。1989年3月24日から新快速にも6連5本を充当(約10往復。新快速運用は、117系6連24本とともに、29本に)。
平日朝ラッシュ時にも新快速を設定。夕ラッシュ時も21:00まで20→15分間隔、21:00から23:20まで20分間隔運転化、夜間も23時台まで新快速運転が拡大。新快速は計113本運転に。京都・彦根発着の全新快速を米原まで延長。昼間時の姫路－米原間の新快速は30分間隔化。
神戸－西明石間で、最高速度を95→100㎞/hに向上、高槻－西明石間で5分短縮。221系6+6の12両新快速も登場(朝の姫路→大阪間の1本)。一方、4連6本は、4+4の8両で快速に充当(約5往復)。

○JR宝塚線・福知山線では、昼間時以降、毎時2本の快速新設。途中、尼崎・伊丹・川西池田・宝塚・三田以遠に停車。113系・115系を充当(2連の快速も存在⇒大混雑)。また、早朝・深夜の大阪－宝塚間普通各1本を新大阪まで延長(JR京都線に乗り入れ開始)。

○大和路線・大阪環状線では、221系の1次車4連5本・2連5本の計30両を奈良電車区に新製投入。113系の運用の一部を置き換え。実際の221系の運用開始は、1989年4月10日から。113系(12本)と共通運用で4+2の6両で運用。分割併合を伴う運用は1つのみ。
昼間時の大阪環状線乗り入れ快速を「大和路快速」と命名。朝夕ラッシュ時に快速を増発。昼間時に加えて夕ラッシュ時にも大阪環状線乗り入れ「区間快速」を設定(環状線内は各駅停車、森ノ宮区の103系も充当)。普通も増発。快速運転時間帯を23時台まで拡大。

○学研都市線長尾－木津間電化完成。長尾－大住間に「松井山手」駅が開業。長尾－松井山手間複線化完成。
片町－同志社前・木津間直通快速を増発。途中、京橋・放出・住道・四条畷・河内磐船・長尾以東に停車。昼間時は四条畷、夕は住道で緩急接続。昼間時には快速20分間隔・普通10分間隔化。夕ラッシュ時には快速10分間隔・普通10分間隔化。
103系7連を、4連と3連に組みなおし(先頭車改造・自動解結装置設置5000番台化)、松井山手で分割併合開始(松井山手以東は3連が入線)。

○阪和線では、昼間時を中心に快速を増発。現行の天王寺－和歌山間快速を日根野発着にするなど、運転パターンを変更。きのくに線直通快速も毎時1本設定。快速は熊取まで10分間隔、和歌山まで20分間隔に。昼間時快速の毎時6本のうち4本が6→4両化。1988年3月改正で登場したB快速は、朝ラッシュ時天王寺方面3本・夕ラッシュ時和歌山方面2本のみに。また、朝夕ラッシュ時に、和歌山線五条－(和歌山経由)－天王寺間直通列車を設定。　　

○和歌山線では、御所-掖上間に「玉手」駅が開業。

○草津線では、2往復残っていた客車列車の電車化(本線221系投入による捻出113系で)。また、ラッシュ時に大阪直通列車を設定。

○奈良線では、昼間時(10～16時台)は、30分間隔化。9時台に普通1本(113系使用)、22時台に普通1本をそれぞれ増発。　　

○嵯峨野線では、嵯峨－馬堀間を新線に切り替え(複線)。馬堀駅を移設、花園－嵯峨間に「太秦」駅が開業。京都－亀岡間の区間普通の設定。

○湖西線では、普通の増発。また、ラッシュ時に大阪直通列車を設定。

1989年6月

淀川電車区の全ての101系を森ノ宮電車区に転属。淀川電車区は103系配置のみに。

1989年6月112日ダイヤ一部修正

○阪和線では、朝ラッシュ時に時刻修正。ラッシュ最ピーク時の天王寺方面12本の列車について、和泉府中－鳳間の各駅の停車時間の延長と始発駅の時刻繰り上げにより、列車の遅延を解消。

1989年7月22日ダイヤ改正

○JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線では、221系の2次車6連7本・4連1本の計46両を網干電車区に新製追加投入。これにより、同区の221系は、6連12本・4連7本の計100両に。これらは、快速に充当。221系使用の快速は昼間時は基本6連、朝夕は6+4の10連で運転(一部4+4の8連で運転)。

○大和路線では、221系2次車4連7本・2連7本の計42両を奈良電車区に新製追加投入。113系との共通運用から単独運用に。同区の221系は、4連12本・2連12本の計72両に。大和路快速は全て221系化。また、桜井線・和歌山線高田－五条間にも221系が乗り入れ開始。

○阪和線では、天王寺駅構内改良により、阪和線と大阪環状線(大和路線)を結ぶ単線の連絡線を新設。相互に直通運転可能に。これにより、特急「くろしお」が、梅田貨物線経由で新大阪・京都まで直通延長運転開始。また、特急「スーパーくろしお」が登場。

1989年10月2日

阪和線羽衣支線(鳳-東羽衣間)ときのくに線和歌山－和歌山市間で大半の列車をワンマン化。

1989年11月

JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線で、運用修正。221系が湖西線直通新快速2往復にも充当開始。これまで網干－米原間の運転であった221系は、山陽線上郡まで、赤穂線備前片上まで、湖西線近江舞子まで運転範囲を拡大。

1989年11月11日

大和路線天王寺－平野間に「東部市場前」駅が開業。

1989年12月28日

大和路線の湊町駅が南西約100m先に移転。

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1989年3月11日 ダイヤ改正