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アーバンネットワーク  ダイヤ改正変遷  〜1999年〜

1999年2月26日

ストアードフェアシステム「Jスルーカード」本格導入開始。

1999年3月13日  ダイヤ改正

○加古川線加古川−西脇市間の運転体系変更。等間隔化。  

1999年3月29日

JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線で、223系2000番台営業運転開始。5月10日改正まで、順次落成した車両から限定運用で113系快速運用に12連で充当。

1999年4月1日

桜島線の安治川口-桜島間を新線に切り替え、桜島駅も移転。

1999年5月10日  ダイヤ改正

○アーバンネットワークビッグアップ計画第1弾  

○JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線の草津−西明石間で朝ラッシュ時に新快速130km/h運転開始。姫路方面5本・京都方面8本(姫路発7:00〜7:52、全て223系12連)が対象。朝ラッシュ時における御着・土山・大久保での快速・普通の新快速退避開始による姫路→西明石間の続行運転解消(これまでは、東加古川のみ退避)。223系2000番台8連4本・4連8本の計64両増備完了(223系は、1000番台とあわせて8連13本・4連13本の計156両に)。1000番台と共通運用。朝ラッシュ時の新快速を223系で統一。捻出した221系を快速に投入することにより、朝ラッシュ時の神戸方面→大阪方面で113系を一掃。また、1997年3月改正以来の223系と221系の併結運転は取りやめ。
朝ラッシュ時に、米原方面→姫路行き新快速を2本増発。これにより、朝ラッシュ時の京都方面→大阪方面の新快速は12分間隔に。また、安土始発の大阪方面新快速1本の各駅停車区間を安土−京都間から安土−草津間に変更、草津から新快速に。
この改正をもって117系充当新快速は消滅(朝長浜発姫路行き3605M(休日は野洲発大阪行き3201M)、夜大阪発野洲行き3680M(京都まで12連))。

○JR宝塚線・福知山線では、朝ラッシュ時に新三田発大阪行き快速1本を増発。網干電車区の113系8連(4+4・宮原総合運転所に貸出し)を充当。

○湖西線では、最終近江今津行き普通の京都発時刻を繰り下げ、大阪方面からの新快速と接続。

○阪和線・関西空港線・きのくに線では、天王寺−和歌山間の快速を大阪・京橋に延長し増発。「紀州路快速」(1日30往復、大阪−和歌山間を最速74分で結ぶ)とし、関空快速と大阪・京橋−日根野間併結運転。223系2500番台先頭車2組4両を増備し、223系の組成を6+2両→5+3両に変更(6連9本・2連7本の計68両→5連9本・3連9本の計72両)。5両編成側を朝夕ラッシュ時は紀州路快速に、昼間時は関空快速に充当し、輸送量の変化に対応。関空特快ウィングは関空快速に統合の上、廃止。紀州路快速設定に伴い関空快速を2往復増発。
平日朝ラッシュ時の和歌山発天王寺行き区間快速の快速運転区間(鳳−天王寺)を分離の上、各駅停車化。分離した鳳始発の快速には103系8連貫通編成を充当。これにより、同区間の快速は6→8両編成に増強。また、快速全列車を三国ヶ丘・紀伊・六十谷に停車化。
きのくに線海南→和歌山間で平日朝ラッシュ時に普通1本増発(103系使用、きのくに線の103系使用列車はこの1本のみに)。昼間時の御坊発着と紀伊田辺発着のパターンを逆転。

○和歌山線では、高田−五条間に朝1往復増発。昼間時上り列車の橋本行きと桜井線経由奈良行きのパターンを逆転。また、日根野電車区の113系が五条まで乗り入れ(1994年6月改正以来和歌山線に113系運用復活)。

○奈良線では、快速が六地蔵に停車化。また、最終奈良行き普通の京都発時刻を繰り下げ、大阪方面からの新快速と接続。

○学研都市線では、平日朝ラッシュ時に、松井山手発普通3本を、四条畷−京橋間を快速運転する新設の区間快速に格上げ。また、昼間時の四条畷−京橋間の区間普通は、7→4両に編成短縮。

○桜島線では、京橋直通を取りやめ。線内運転として、6→4両に編成短縮。また、下り3本増発。

○網干電車区の221系6連4本が8連2本・4連2本に組成変更。これにより、網干電車区の221系は8連19本・6連20本・4連25本の計372両に。

1999年10月2日  ダイヤ改正

○アーバンネットワークビッグアップ計画第2弾

○JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線では、朝ラッシュ時に姫路→大阪間の新快速を1本増発。これにより、130km/h運転の京都方面新快速は1本増の9本に拡大。また、姫路発(大阪9:29着)長浜行き新快速1本を8→12両に増強。

○JR宝塚線では、朝ラッシュ時の篠山口・新三田→大阪間の快速(送り込みは大阪発普通と回送)と、夕ラッシュ時の1往復の快速に、221系8連を投入。221系は定期列車としてJR宝塚線篠山口まで初入線。また、昼間時大阪発快速が毎時10・40発から毎時25・55発に変更(福知山での特急接続改善のため特急「北近畿」の大阪発が毎時5分から12分に変更された余波)。昼間時以降の新三田系統の快速の運転パターンを変更。

○阪和線・きのくに線では、新大阪発新宮行きの夜行快速列車を平日は紀伊田辺止めに変更。週末などは新宮まで運転。その他の普通列車も紀伊田辺での系統分離を進め、165系運用も大幅縮小され、紀伊田辺−新宮間は105系使用が主力に。

○嵯峨野線では、土休日に京都−園部間に普通を2往復増発。

○和歌山線では、日根野電車区の113系が王寺まで乗り入れ。

○舞鶴線の電化・高速化工事完成。115系の改造。福知山周辺の特急体系整理(「ビッグXネットワーク」福知山での京都からの山陰線特急と大阪からの福知山線特急の相互接続)。