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アーバンネットワーク  ダイヤ改正変遷  〜2002年〜

2002年3月23日  ダイヤ改正

○学研都市線京田辺−松井山手間の輸送改善完成。京田辺を2面2線から2面3線として折り返し設備を新設。JR三山木(高架化)・大住に行き違い設備を設置。分併作業を松井山手から京田辺に変更。これにより7両編成運転は京田辺まで延長、京田辺から京橋方面へは4分短縮。
平日朝ラッシュ時に、京橋方面への区間快速を5本増発(うち3本は、普通の格上げ・6本は京田辺始発、2本は松井山手始発)し、合計8本に。夕ラッシュ時にも京田辺方面へ区間快速を4本新設(4本とも京田辺終着)。また、星田の快速停車化。
昼間時(概ね10:00〜16:00)の四条畷−京橋間の区間普通を廃止。これにより、四条畷−京橋間は同時間帯の普通が毎時6本→4本に。
207系2000番台を24両(4連3本・3連4本)新製投入。これで、網干総合車両所明石支所の207系は全部で、7連1本・4連61本・3連59本の計428両に。なお、この改正より固定7連1本は、本線運用に限定され201系・205系と共通運用化(JR東西線・学研都市線への乗り入れ消滅)。

○JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線では、朝ラッシュ時に、姫路方面の新快速を1本増発。この増発列車が姫路着新快速初列車となる(7:52着。現行の姫路着新快速初列車は8:16着)。平日夜間の大阪発京都方面の新快速1本を姫路始発(22:22発)に延長。平日17:00以降の快速(三ノ宮方面28本・大阪方面26本)の西ノ宮停車化。これにより、平日の朝夕ラッシュ時(概ね6:00〜9:00、17:00以降)の全ての快速が西ノ宮に停車。早朝西明石発播州赤穂行き普通を1本増発。土曜・休日の夜間において、芦屋・神戸での新快速と快速との連絡を実施。現行、須磨・垂水・舞子の各駅を通過している平日朝ラッシュ時の姫路方面快速1本が、同3駅に停車。
琵琶湖線方面からの朝ラッシュ時の草津・京都まで各駅停車の新快速各1本を全区間新快速化。これにより、琵琶湖線方面からの7時・8時台の新快速が20分間隔化。夕ラッシュ時安土終着の快速2本を米原まで延長。朝ラッシュ時京都発8時台の大阪方面快速3本を京都−高槻間各駅停車化。

○湖西線では、朝ラッシュ時の堅田発京都行き普通1本を近江舞子発に延長。また、朝夕ラッシュ時の2本の快速が雄琴に停車。

○JR宝塚線・福知山線では、篠山口での丹波路快速と普通の乗り換えを同一ホームでの乗り換えに改善。また、特急「北近畿」大阪−城崎間を最速2時間33分→2時間28分に短縮。

○嵯峨野線では、円町に全快速の停車化。

○奈良線では、平日夜間、奈良方面に区間快速4本・普通1本、京都方面に快速1本・区間快速2本・普通2本を増発。これにより、平日夕・夜間京都発の快速・区間快速運転時間帯が22時台までの毎時2本に拡大。 

○大和路線では、奈良0:07発王寺行き最終列車を増発。 

○阪和線・きのくに線では、夜間新大阪発紀伊田辺行き特急「くろしお」を1本増発。また、天王寺着1本を新大阪へ延長し、東京方面最終「のぞみ」に接続。これにより、全ての南紀方面からの特急が新大阪・京都行きとなる。
平日朝ラッシュ時の鳳発天王寺方面快速1本を日根野始発に延長。夜間の鳳発天王寺行き普通と天王寺発和泉府中行き普通各1本を廃止。また、夜間の天王寺発和歌山行き1本が熊取以降各駅停車化(B快速の復活)。
きのくに線の新宮−紀伊田辺間で運転本数を削減。新大阪22:46発快速紀伊田辺行きが165系6両から221系8両に変更。きのくに線での165系定期運用離脱。221系の運用拡大。221系の大和路線運用から阪和線運用への送り込みを、改正前の和歌山線経由から変更(送り込み…4+4の8連を夜に王寺から吹田信号所へ回送、折り返し新大阪へ、22:46発の快速紀伊田辺行きで。戻し…4+4の8連を夜に和歌山からJR難波へ回送、JR難波から今改正で新設の区間快速加茂・五条行きで)。
宮原総合運転所の117系4連3本が日根野電車区に転属(新和歌山車両センターに常駐)し、2000年3月転入分の2本とあわせて4連5本の20両配置に(塗色をマリンブルー系に変更し、ワンマン改造も同時に施工)。きのくに線でも117系運用開始(紀伊田辺まで)。また、阪和貨物線レール磨き列車が休日だけでなく平日も117系4連に変更(改正前は平日は奈良電車区の103系4連)。  

○桜井線・和歌山線では、JR難波発大和路線経由五条(23:51着)行き最終区間快速を新設。夕ラッシュ時の桜井線直通奈良行き区間快速を廃止。和歌山−粉河間で快速を平日1往復増発。一方、桜井線と和歌山線五条−粉河間で運転本数を削減。ワンマン化を進め4両編成(117系)でも開始。和歌山線経由の阪和線への221系送り込み廃止により、五条−和歌山間の221系使用列車が消滅。五条−和歌山間は全列車がワンマン化。御所・櫟本・柳本・三輪を無人化。そして、桜井線と和歌山線高田−粉河間で月1回の日中保守運休(概ね10:00〜16:00)を開始。

○播但線では、休日ダイヤを土休日ダイヤに変更。姫路−福崎間の平日夕ラッシュ時に普通2往復増発。快速3本を普通に格下げ。輸送力の見直し。

2002年7月1日

大阪環状線・学研都市線で、平日の始発から9:00までの列車で女性専用車を試験的に導入。環状線は同時間帯の森ノ宮電車区103系充当全列車(内回りは前から4両目・外回りは前から5両目)、学研都市線は同時間帯の木津→京橋間の全列車(207系7連の最後尾)が対象。女性専用車導入に伴い、森ノ宮電車区103系運用と奈良電車区103系(4+4)運用の一部を差し替え。これにより、奈良電車区103系の環状直通区間快速の加茂行き(大阪19時台発)が復活。また、奈良電車区103系の昼間森ノ宮電車区留置開始(夕ラッシュ時大和路線運用送り込みのため、15時台に環状線大阪城公園発天王寺行き普通の設定)。

2002年7月20日

大阪環状線の西九条駅のホーム延伸完成。これにより、南紀特急13本を停車化、ユニバーサルシティへのアクセス向上。

2002年7月29日

JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線の草津−西明石間に運行管理システムを導入。

2002年10月1日

大阪環状線・学研都市線で試行中の女性専用車を本格的に導入開始。

2002年10月5日  ダイヤ改正

○JR京都線・湖西線では、京都駅における上り湖西線直通新快速の発着ホームを3番→2番のりばに変更。これにより、同列車の高槻→京都間の所要時間が短縮(琵琶湖線直通新快速(2番のりば)と所要時間が同じに)。

○JR宝塚線・福知山線では、特急「北近畿」を朝ラッシュ時に福知山発新大阪行き2本、昼過ぎと夕ラッシュ時に新大阪発福知山行きを各1本増発。また、週末に豊岡まで延長している1往復を毎日運転に。これに伴い、「ほくせつライナー」1往復を廃止。

○JR神戸線・JR京都線・JR宝塚線・JR東西線・学研都市線の普通電車の運転体系を変更。従来の新三田→京都→西明石→高槻→新三田のサイクルを、新三田→高槻→新三田と西明石→京都→西明石のサイクルに分割。よって、尼崎を介する普通電車の運転体系は、a.新三田⇔高槻、b.西明石⇔京都、c.西明石⇔松井山手(15分サイクル)に。これに伴い、上り西明石発の大阪以東行き(改正前は高槻行き、今改正から京都行き)とJR東西線経由松井山手行きのスジが逆転し、芦屋で快速と接続するスジが大阪以東行きから松井山手行きに変わり、これには207系が必ず充当されることにより、三ノ宮→芦屋間の普通がスピードアップ。この結果、芦屋での快速と普通の同時着が必要となくなり、2000年3月改正以来の快速の東灘信号場−芦屋間の外線運転が消滅、内線運転に戻る。下りについても同様に変更。

2002年11月2日  ダイヤ改正

○きのくに線では、紀伊田辺−御坊間で普通12往復を2両編成化、ワンマン運転開始(御坊10:28〜21:32発紀伊田辺行きと、紀伊田辺9:30〜20:25発御坊行きが対象)。ワンマン運転には、日根野電車区113系2連2本を充当(先頭車改造・ワンマン改造・体質改善施工、1本は網干総合車両所から転属。塗色もマリンブルー系に変更)。これに伴い、改正前の和歌山−紀伊田辺間直通列車が御坊で系統分割。117系の御坊−紀伊田辺間運用消滅。きのくに線・和歌山線使用の日根野電車区117系全4連5本が新和歌山車両センターに転属。

2002年12月2日

大阪環状線・学研都市線で実施中の女性専用車の時間帯・路線を拡大。時間帯は、平日17:00〜21:00も対象に。路線は、新たにJR神戸線・JR京都線・琵琶湖線・湖西線・JR東西線・JR宝塚線も対象に。学研都市線では、対象時間帯の全列車に拡大、対象車両を木津方先頭車→京橋方から5両目に変更。JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線・湖西線では、207系・205系・201系・103系使用の緩行・普通列車が対象。車両は下り方から5両目に設定。JR東西線では、全列車の尼崎方から5両目に設定。JR宝塚線では、207系の快速・普通列車、205系・201系・103系使用の普通列車が対象。車両は下り方から5両目に設定。