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アーバンネットワーク  ダイヤ改正変遷  〜2010年〜
2010年1月31日
嵯峨野線の丹波口-二条間の複線化完成(ただし、ダイヤは現行通り単線扱いのまま)。
2010年2月20日
JR宝塚線の宝塚駅の橋上駅化が完成。
2010年2月26日
大阪駅9・10番のりばのホーム幅員が復旧。(2007年4月8日のホーム拡幅以前に戻る)
2010年3月7日  ダイヤ修正
○嵯峨野線で、花園-嵯峨嵐山間の複線化が完成。これにより、京都-園部間が複線で繋がる(京都駅構内の単線は除く)。
太秦駅の上りと下りの使用ホーム固定化に伴い、太秦での特急退避や交換・駅本屋側ホームへの進入が不可となるため、一部時刻修正を行い、本格複線使用開始となる13日までの暫定ダイヤ措置をとる。
2010年3月13日  ダイヤ改正
○各線区で、利用状況にあわせて列車の設定を見直し、列車の削減や行き先変更等を実施。
○嵯峨野線では、京都-園部間で複線化が全面完成し、朝夕ラッシュ時に快速の増発や行き違い待ちの解消による所要時間短縮を実施。
朝ラッシュ時には、京都方面では、園部発京都行き快速を2本増発し、快速は概ね12分間隔で運転。京都方面の運転本数は、現行快速3本:普通6本から快速5本:普通5本となる。同時間帯の全ての快速が嵯峨嵐山で普通と緩急接続を実施。また、朝ラッシュ時に園部方面にも快速を設定。京都発園部行き快速を2本増発。
昼間時の列車体系は、快速1本:普通3本(特急を除く)で現行と比べ変更はないが、普通の運転間隔が現行16〜27分間隔から20分間隔となる。また、園部駅での快速と福知山方面列車との接続を改善。現行京都方面最大24分・福知山方面最大13分の接続時間が両方向とも3分に短縮。
夕ラッシュ時には、京都発園部行き快速を2本増発。京都発17〜19時台の快速は毎時2本の30分間隔運転となる。園部方面の運転本数は、現行快速1本:普通4本から快速2本:普通4本となる。嵯峨嵐山駅の2面4線化完成に伴い、嵯峨嵐山駅での園部方面における緩急接続は、現行の異なるホームでの接続から同一ホームでの接続となる。また、夕ラッシュ時に京都方面にも快速を設定。園部発京都行き快速を3本(京都着17〜19時台毎時1本ずつ)増発。
嵯峨野線の特急を除く運転本数は、現行145本から快速が9本増加し計154本となる(普通の本数は変化せず)。
行き違い待ち解消に伴う所要時間の短縮を実施。京都-園部間の快速において、朝ラッシュ時の京都方面で4分・園部方面で11分、昼間時の京都方面で4分・園部方面で9分、
夕ラッシュ時の京都方面で15分・園部方面で5分、それぞれ所要短縮(いずれも最速列車)。
嵯峨野線から113系・115系が撤退。全ての列車が221系・223系使用となる。
○学研都市線では、同志社前-木津間の7連対応化(ホーム延伸)が完成。これにより、7両編成運転が京田辺以東木津まで延長され、学研都市線全区間が7両編成運転となる(京田辺での分割併合作業を取りやめ)。
平日の朝ラッシュ時では、京橋方面行き普通5本を区間快速に格上げ。
平日の夜間(京橋駅22・23時台)では、京田辺方面において普通を区間快速に格上げするなどで区間快速を2本増発。これにより、22時台は快速・区間快速が概ね15分間隔、23時台は区間快速が概ね20分間隔での運転となる。
土休日の午前中(5〜11時台)では、京橋方面において普通を区間快速に格上げするなどで区間快速を10本増発。
土休日の夜間では、京橋駅21時台において、京田辺方面の快速と普通の運転本数を見直し、快速・普通がそれぞれ概ね15分間隔での運転となる。また、同22時台の快速1本を区間快速に格下げ。
土休日にJR三山木始発の列車を2本設定(JR三山木6:52発快速篠山口行きと23:07発普通新三田行き)。
夜間の現行京橋23:51着の京橋行き快速を減便。
平日・土休日の朝と夜間において利用の少ない列車の設定を見直し、時刻や行き先変更等を実施。
○JR東西線では、平日・土休日の朝において利用の少ない列車の設定を見直し、時刻や行き先変更等を実施。
○JR宝塚線では、一部時刻や行き先変更等を実施。夜間の21時台に塚口始発列車1本(平日のみ・普通四条畷行き)と塚口終着列車1本(普通四条畷発)を設定。
土休日に限り321の新三田-篠山口間定期入線が復活。
○JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線では、深夜の京都駅で最終新快速から接続する現行京都0:58発普通野洲行きを減便。これにより、京都-野洲間において最終列車が24分繰り上げ。
昼間時の須磨-西明石間でC電の運転間隔を見直し。西明石発着C電のうち、毎時2本を須磨発着に区間短縮。これにより、須磨-西明石間のC電は毎時6→4本に減便(2008年3月改正で毎時4→6本に復活していたが再び削減)。
昼間時の京都-高槻間でC電の運転間隔を見直し。概ね11〜14時台の京都発着C電のうち、毎時2本を高槻発着に区間短縮。これにより、同時間帯の京都-高槻間の普通は、同区間各駅停車となる快速も含めて毎時8→6本に減便。
また、JR神戸線では早朝のC電の一部で運転区間等の見直し、JR京都線では土休日朝の利用の少ない列車の設定を見直し、琵琶湖線では土休日の朝と夕方の利用の少ない列車の設定を見直し。
○湖西線では、平日の昼間概ね10〜14時台の毎時1往復の堅田発着普通を減便。これにより、平日同時間帯の京都-堅田間の普通は毎時4→3本に減便(運転間隔は減便された列車がそのまま抜けた15分-15分-30分の間隔に)。
現行京都21:11発普通近江舞子行きが堅田行きに区間短縮。また、現行近江舞子22:04発普通京都行きが減便。
○和田岬線では、土曜夜の運転間隔を見直し。
○大阪環状線では、特急「はるか」の西九条停車を全て取りやめ。
平日・土休日の朝と夜間において利用の少ない列車の設定を見直し、時刻や行き先変更等を実施。
○大和路線では、平日天王寺発23〜0時台の奈良方面において、JR難波発王寺行き普通を1本増発し、運転間隔を見直すことで混雑緩和を図る。
加茂発王寺行きの普通列車が登場(21時台に1本)。
土休日朝の現行JR難波7:52着の快速1本が減便など、平日の夜間と土休日の朝・夜間において利用の少ない列車の設定を見直し、時刻や行き先変更等を実施。
○奈良駅の桜井線ホームの高架化が完成。これにより、2008年6月29日に高架化された大和路・奈良線ホームとあわせて、奈良駅の高架化が完成。なお、両側のホームで客扱いとなる2番線については、2番のりば→1番のりば側の順で扉を開き、発車時はその逆の扱いとなる。
○奈良線では、夜間において利用の少ない列車の設定を見直し。現行京都21:09・21:33発普通城陽行き2本が宇治行きに区間短縮。現行城陽22:19発普通京都行きが宇治発に区間短縮。現行城陽22:32・22:56発普通京都行き2本が減便。
○桜井線では、「万葉まほろば線」の愛称を使用開始。
○和歌山線では、平日の夜間において利用の少ない列車の設定を見直し、時刻や行き先変更等を実施。
○阪和線・関西空港線では、特急「スーパーくろしお」「くろしお」の日根野駅停車列車が15→21本に増加。一方、現行6本が停車している鳳駅の停車を全て取りやめ。また、特急「はるか」の昼間の6往復を定期列車から臨時列車に格下げ(当分の間は毎日運転する)。
土休日の夜間において利用の少ない列車の設定を見直し、時刻や行き先変更等を実施。現行和泉砂川22:28発普通天王寺行きと現行天王寺23:33発普通鳳行きの2本を減便。
○きのくに線では、和歌山-和歌山市間において、初電の時刻繰り下げと終電の時刻繰り上げを実施。また、同区間で土休日のみ運転している列車を見直し、平日と土休日を同じ列車体系に変更。
現行新大阪22:46発紀伊田辺行き快速が御坊着に区間短縮。これに伴い、御坊から紀伊田辺への終電が繰り上げ。
○加古川線では、土休日の朝と深夜時間帯の加古川-厄神間の一部列車を削減し、運転間隔を見直し。
○姫新線では、姫路-上月間の高速化輸送改善工事が完成。同区間において所要時間短縮と2年間の試行的な列車増発を実施。
○山陰線では、綾部-城崎温泉間で一部列車を削減し、運転間隔を拡大。
○網干総合車両所では、223系の221系性能固定編成(223系6000・7000番台)を1本追加増備。223系4連のV20に施行。これにより、223系の221系性能固定編成は全部で9本(V20〜V28)となる。運用は、223系8連は201〜236の36運用(39本)、223系6連は261〜273の13運用(前改正より2運用増・14本)。223系4連は101〜153の53運用と6000番台(9本・221系4連と共通運用)使用の471〜479の9運用(66本)。221系8連は401〜412の12運用(13本)、221系6連は431〜444の14運用(前改正より2運用減・16本)、221系4連(223系6000番台4連と共通運用)は471〜479の9運用(1本)。
明石品質管理センターの321系7連(207系7連貫通F1編成と共通運用)は1〜37の37運用(39本+F1)。この改正から、松井山手〜木津間に入線開始。新三田〜篠山口間の定期入線が復活。207系は、京田辺駅での分割併合廃止に伴い、従来の4連と3連の単独運用から、4+3の7連で統一した運用番号となる。801〜862の62運用(4連68本・3連67本)。
宮原総合運転所の運用は、223系4連(6000番台)は501〜518の18運用(20本)。113系6連は321〜324の4運用(5本)、113系4連は331〜333の3運用(3本)。
京都総合運転所では、網干総合車両所から221系4連1本と奈良電車区から221系4連3本が転属。これにより、221系4連は23本となり、201〜218・251〜253の21運用(前改正より4運用増・23本)で山陰線福知山〜湖西線近江舞子で運用される。113系は、この改正をもって嵯峨野線の運用から撤退。この改正までに113系4連6本が広島運転所に転属。113系4連は351〜362・371〜372の計14運用(17本)で湖西線・草津線で運用される。117系は、8連がこの改正をもって運用消滅(団体用となる)。117系6連は301〜302・391〜392の4運用(6本)で湖西線・草津線で運用される。
森ノ宮電車区の運用は、201系・103系8連は1〜18(大和路線乗り入れ運用含む)と31〜36の計24運用(28本)。なお、この改正から30番台運用の土休日に大和路線乗り入れ運用が設定される。103系6連は61〜64の計4運用(4本)。
奈良電車区では、網干総合車両所から221系6連2本が転属。また、6連1本と2連1本から4連2本を組成。221系は6連16本、4連17本、2連7本となる。運用は、6連は601〜614の14運用(前改正より1運用増・16本)、4連は401〜415の15運用(うち403〜408の6運用が阪和線運用・前改正より1運用減・17本)、2連は201〜206の6運用(前改正より1運用減・7本)。201・103系6連は61〜77の17運用(前改正より1本減・うち68〜71の4運用がおおさか東線運用にかかわる(放出派出?滞泊1運用設定)・20本)、103系4連は41〜55の15運用(17本)。
日根野電車区の運用は、223系4連は121〜152の32運用(35本)。113系4連はこの改正までに4連1本が広島運転所に転属。運用は1〜7の7運用(8本)。103系4連は41〜53の13運用(17本)、103系・205系6連は21〜32の12運用(16本)、205系8連は81〜82の2運用(2本)、205系4連は71〜74の4運用(5本)。
2010年3月20日
各線区で、駅発車時の車掌によるブザー合図を開始。
2010年10月12日  ダイヤ修正
○JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線・湖西線・JR宝塚線・JR東西線・学研都市線・大阪環状線・JRゆめ咲線・大和路線・阪和線・関西空港線・きのくに線で一部時刻修正。
○姫新線では、試行増便について一部時刻や行き先の変更を実施。
○奈良電車区の221系4連の運用を変更。阪和線運用分の4連6本を日根野電車区に常駐させ、大和路線運用と運用を分離。大和路線運用は401〜409の計9運用、阪和線運用は421〜426の計6運用となる。なお、日根野区常駐編成は、NA406・NA407・NA408・NA410・NA413・NA414の6本。
○大阪駅7・8番のりばの拡幅が完成。
2010年11月1日
大阪駅で建設中の橋上駅舎の一部を乗換通路として暫定的に使用開始。平日の始発から9:15までは、3〜10番のりばから1・2・11番のりばへの専用通路となり、平日の9:15以降と土休日の全時間帯は全てのホームで相互に乗換可能となる。
2010年12月1日
JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線・湖西線・草津線・赤穂線で225系0番台が営業運転開始。この日までに網干総合車両所に8連5本の計40両を投入。初日はI01・I04・I05の3本が運用開始。223系8連運用の230〜233の計4運用に限定して充当(221運用にも予備的に充当される場合もあり。12/17、204運用に充当され草津線で営業運転開始。翌12/18、205運用に充当され湖西線で営業運転開始)。これに伴い、網干総合車両所の221系8連運用のうち2運用が223系8連運用に置き換えられ、223系8連運用が201〜238の38運用(2運用増加)に、221系8連運用が401〜410の10運用(2運用減少)となる。
阪和線・きのくに線で225系5000番台が営業運転開始。環状線経由で新大阪まで入線し、きのくに線には紀伊田辺まで入線。この日までに日根野電車区に4連15本の計60両を投入。初日はE501・E502・E505・E506・E507・E508・E509・E510・E513・E514の10本が運用開始。225系は、221系4連運用(421〜426)の6運用と205系8連運用(81〜82)の2運用を置き換え、同運用(421〜426、81〜82(2本連結))の計10運用に充当される。これに伴い、この日の朝の運用をもって、221系が阪和線の運用から撤退。また、205系8連編成も前日の30日をもって、阪和線の運用から撤退(なお、205系6連編成も12/14?をもって運用から撤退)。
2010年12月1日
大阪支社・京都支社・神戸支社の3支社が統合した「近畿統括本部」を設置。旧3支社は近畿統括本部の業務機関となる。