ホーム > 広島シティネットワーク_ダイヤ改正変遷_2002年
広島シティネットワーク  ダイヤ改正変遷  〜2002年〜
2002年3月23日  ダイヤ改正
○山陽線では、広島以西の朝夕ラッシュ時に快速増発。
朝ラッシュ時、岩国→広島間に快速2本増発(徳山発広島行き(7:50着)(徳山−岩国間は各駅停車、宮島口で緩急接続)と、岩国発岡山行き(広島8:34着、緩急接続なし))。これにより、広島着7:30〜8:34の間は快速がほぼ20分間隔化。一方、岩国→広島間の普通1本を五日市→広島間に区間短縮(つまり五日市以西の快速通過駅は上り1本減)。五日市では、7:31〜8:11の間、快速・普通合わせて広島方面は5分間隔化。下りは広島→五日市間に普通1本増発。
夕ラッシュ時、広島→岩国間に快速2本増発(広島18:00発・20:00発)。これにより、夕ラッシュ時、広島発の快速の運転時間帯が現行の18:30〜19:30から18:00〜20:00に拡大(30分間隔)。夕ラッシュ時快速は毎日運転に(従来は休日運休)。また、同時間帯に広島→五日市間に普通2本を増発(夕ラッシュ時にも五日市発着列車を設定、休日運休)する一方、広島→岩国間の普通4本を広島→五日市間に区間短縮(つまり五日市以西の快速通過駅は下り4本減)。上りは、五日市→広島間に普通3本増発する一方、岩国→広島間の普通3本を五日市→広島間に区間短縮(つまり五日市以西の快速通過駅は上り3本減)。五日市−岩国間の快速非停車駅は、実質的な普通の快速格上げでラッシュ時も本数削減に。
○山陽線、昼間時の広島−岩国間快速の山陽シティライナーは、上り下りとも115系体質改善L編成充当に。
下関発岡山行き山陽シティライナー長距離運用登場。
広島13:56発快速山陽シティライナーが岡山から赤穂線播州赤穂行きに、広島車の兵庫県乗り入れ復活。
広島16時台発福山行き快速が糸崎止めに。
下関部115系2連T編成の広島地区運用(呉線広まで)消滅、岩国以西運用に。
○この改正までに、山陽線の東福山−広島間臨時快速「スーパーラビット」廃止に。
○呉線では、安芸阿賀−広間に「新広」駅が開業(相対式ホーム・8両対応・快速普通全列車停車)。
昼間時の安芸路ライナーが3連化、ワンマン化(広島10:29〜15:29発、広10:45〜15:45発の6往復設定、103系3連D編成を充当)。
○可部線では、2001年12月1日より臨時運転されている夜間の広島−緑井間1往復を定期列車に格上げ(土休日は運休)。
夜に広島地区に乗り入れる岡山電車区の103系が可部線可部まで2往復乗り入れ(改正前は山陽線岩国まで乗り入れ)。
○芸備線では、急行の整理。急行「ちどり」「たいしゃく」は運転区間を広島−三次間に短縮し、全列車を急行「みよし」に統合。急行「みよし」は4往復となり、三次以東から急行が消滅。
広島発最終志和口行きを20分(23:41発)、最終三次行きを11分(22:36発)それぞれ時刻を繰り下げ。
○下関部115系C編成のうち体質改善車4連3本が広島所に転属し、L編成に編入。L編成は全部で13本に。代わりに、広島所N編成4連3本が下関部に転属。
呉線ワンマン安芸路ライナー用に、広島所103系4連18本のうち3本を3連ワンマン改造化、D編成となる。
2002年10月5日  ダイヤ改正
○「広島シティネットワーク」設定!
広島駅を中心とした5方面(山陽線白市−岩国間・呉線広島−広間・可部線広島−可部間・芸備線広島−狩留家間)を「広島シティネットワーク」と命名し、速達性及びフリークエンシーを充実させる。
○山陽線では、昼間時、西条−岩国間快速の山陽シティライナーを毎時1→2本の30分間隔化。上り下りとも広島スルー運転。ただし、広島発11〜13時台は毎時1本。山陽シティライナーの全列車が八本松に停車、昼間時は瀬野にも停車。瀬野で瀬野普通と快速が接続。広島以西は岩国以西へ柳井・徳山方面へ直通、岩国で普通と接続。
広島以東の昼間時上りでは、9・10・14〜17時台広島→瀬野間に毎時各1本の普通を増発。9〜17時台広島→白市間の毎時各1本の普通を広島→瀬野間に区間短縮。11〜13時台広島→岡山間の毎時各1本の快速を普通に格下げ(昼間時における広島−岡山間直通普通の復活)。17時台広島→糸崎間に快速1本増発。
広島以東の昼間時下りでは、9・10時台白市→広島間の毎時各1本の普通を快速に格上げ。9時台安芸中野→広島間の普通1本を白市発に区間延長。9・10・14〜17時台瀬野→広島間に毎時各1本(10時台は2本)の普通を増発。11〜17時台白市→広島間の毎時各1本(17時台は2本)の普通を瀬野→広島間に区間短縮。11〜13・17時台岡山・糸崎→広島間の毎時各1本の快速を普通に格下げ。これにより、広島−瀬野間の普通は毎時3→4本に、瀬野−白市間の普通(瀬野以東各駅停車の快速も含む)は毎時5→4本に。
広島以西の昼間時上りでは、9時台岩国→広島間に快速1本増発。10・14〜17時台岩国→広島間の毎時各1本(16・17時台は各2本)の普通を快速に格上げ。11〜13時台岩国→広島間の毎時各1本の普通を減便。これにより、広島−岩国間の快速通過駅は、毎時5→4本に減。広島−五日市間の各駅も11〜13時台は毎時6→5本に減。
広島以西の昼間時下りでは、9・10・14〜17時台広島→岩国間の毎時各1本(9・16・17時は各2本)の普通を快速に格上げ。11〜13・15時台広島→岩国間の毎時各1本の普通を減便。17時台広島→五日市間の普通1本を岩国まで区間延長。
結果、山陽線白市−岩国間は、昼間時、毎時快速2、普通4のサイクルに統一。下り広島発は、快速:00.30発、岩国普通:05.20.35.50発(11〜13時台は30分発快速なし)。上り広島発は、快速:22.52発、白市普通:03.34発、瀬野普通:14.44発(11〜13時台は52分発快速なしで、44分発が48分岡山行きに)。
山陽線広島以西と呉線直通普通(岩国−広)は毎時ほぼ1往復に。
下り山陽シティライナーは三原駅にて約10分停車化(広島00・30発に揃えたため、貨物退避も行う)。
2002年3月23日改正で設定された山陽シティライナー播州赤穂行きは、普通列車に格下げの上、存続。岡山−下関間の山陽シティライナー長距離運用増加。
昼間時における広島駅でののりばを、岩国方面は1番のりば発着、白市方面は5番のりば発着にほぼ統一。
○山陽線の朝ラッシュ時では、下りは、8時台白市→広島間の快速1本を減便。広島→五日市間に普通1本を増発。
上りは、7時台広島→白市間の普通1本を広島→西条間に区間短縮。8時台岩国→広島間に普通1本を増発。広島8:34着の快速が宮島口で緩急接続実施。広島→安芸中野間の普通1本を瀬野まで区間延長。広島→岡山間の快速1本を普通に格下げ。
○山陽線の夕ラッシュ時では、下りは、18時台岡山→広島間の快速1本を普通に格下げ。瀬野→広島間に普通1本増発。19時台西条→広島間に普通1本を増発。20時台白市→広島間に普通1本、西条→広島間に普通2本をそれぞれ増発。広島→岩国間については、昼間時の時刻パターンを踏襲し、そこに五日市行きを挟み込むパターンに変更。
上りは、18時台五日市→広島間の普通1本を減便。広島→岡山間に快速1本、広島→西条間に普通2本をそれぞれ増発。19時台岩国→広島間の普通1本を減便。広島→糸崎間の普通1本を快速に格上げ。広島→西条間に普通1本増発。広島→糸崎間の普通1本を広島→西条間に区間短縮。これにより、夕ラッシュ時の西条方面快速は30分間隔化。
夜間では、22時台に、広島→岩国間に普通1本を増発。これにより、広島発21:38〜終電まで、岩国方面が完全20分等間隔化。
○芸備線では、広島−三次間の朝ラッシュ時広島方面普通1本と夕ラッシュ時三次方面普通1本をそれぞれ快速に格上げ。狩留家→広島間14分短縮・広島7:42着、広島→狩留家間11分短縮・広島18:46発。停車駅は、下深川・狩留家以北各駅。
また、快速通過駅の救済のため、朝ラッシュ時狩留家→広島間に普通1本、夕ラッシュ時広島−狩留家間に普通1往復をそれぞれ増発。
志和口発広島行き始発列車を14分時刻繰り上げ(広島6:17着)。
朝ラッシュ時、広島−狩留家間休日運休の普通1往復が毎日運転化。
夜間では、広島−下深川間に普通2往復を増発、この時間帯の発車パターンが大幅変更し、均等化が図られる。
○可部線では、夕方以降の列車運転間隔を変更。改正前15〜18時台毎時6本を、15時台毎時4本・16〜19時台毎時5本に変更。これにより、夕ラッシュ時の運転間隔が10→12分間隔に拡がる。かわりに、19〜22時台で毎時1本分列車本数が増加し、夜間の乗車チャンス拡大・運転間隔短縮。表向き、広島−緑井間は増発、緑井−可部間は本数変わらず(夕ラッシュ時は20→25分間隔に拡大)。実際は、総トータルで広島−緑井間は1往復減便。
朝の可部→広島間気動車運用列車が約20分繰り上げ。
○夜に広島地区に乗り入れる岡山電車区の103系は、改正前の可部線可部まで乗り入れが、山陽線五日市行きに変更。
○103系が安芸中野以東瀬野まで入線開始。
○下関部115系C編成のうち体質改善車4連2本(簡易体質改善30N)が広島所に転属し、L編成に編入。L編成は全部で15本に。代わりに、広島所N編成4連2本が下関部に転属。
下関所のC編成使用の快速運用での岡山乗り入れが増加。