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広島シティネットワーク  ダイヤ改正変遷  〜2011年〜
2011年3月上旬
103系E07編成が廃車回送。これにより、広島運転所の103系BE編成の運用が消滅。103系はD編成3連3本の計9両となる。
2011年3月12日  ダイヤ改正
○芸備線では、昼間時の列車運転体系を変更。
広島-三次間直通列車2往復を狩留家で分割。広島-狩留家間2往復と狩留家-三次間2往復となり、狩留家で相互列車が接続。(狩留家での三次方面折り返しを設定)
現行三次14:02発快速みよしライナー広島行きと、現行広島14:00発快速みよしライナー三次行きを普通に格下げ。また、現行志和口発着1往復を狩留家発着に区間短縮と、現行下深川発着1往復を狩留家発着に区間延長し、現行下深川発着4往復を減便。これにより、広島-狩留家間は広島駅12〜14時台で毎時2本の30分間隔運転となる。(2007年7月改正からの同時間帯での広島-下深川間の毎時3本20分間隔運転が消滅)
○芸備線の早朝・夕ラッシュ時以降では、
早朝では、現行志和口5:03発広島行きが、下深川発に区間短縮。また、現行三次5:17発広島行きが、志和口発に区間短縮。現行下深川6:43発広島行きが土休日運休から毎日運転に変更の上、三次発に区間延長。これにより、広島方面の始発列車が、志和口-中深川間では約30分、三次-井原市間では約10分繰り下がる。
また、この改正をもって芸備線で8両編成が消滅(現行広島6:04発狩留家行き(後ろ3両は下深川まで回送))。これにより、最長編成は広島6:58発三次行き(後ろ4両は下深川まで回送)の6両となる。
夕ラッシュ時・夜間では、列車の立て替えと一部区間で減便を実施。広島方面では、広島着20時以降で列車の立て替えを実施し、三次-狩留家間と下深川-広島間で1本を減便。これにより、広島方面の最終列車が、三次-白木山間では約30〜40分、狩留家-矢賀間では約20分繰り上がる。三次方面では、広島発19時以降で列車の立て替えを実施し、狩留家-三次間で1本を減便。また、現行広島23:46発志和口行きの最終列車が、下深川行きに区間短縮。これにより、広島発の最終列車が、中深川-志和口間では約40分、井原市-三次間では約20分繰り上がる。下深川滞泊列車の設定。
○山陽線では、朝ラッシュ時において土休日運休列車を拡大。
具体的には、
・現行白市7:04発広島まで快速の可部行きの白市-広島間が土休日運休となる(現行西条7:18発岩国行きが土休日のみ白市7:04発に区間延長)。
・現行呉線広8:23発広島まで快速の岩国行きの広島-岩国間が土休日運休となる。
・現行岩国5:16発西条行きが、土休日のみ白市行きに区間延長。代わりに、現行西条6:48発白市行きが土休日運休となる。
・現行岩国7:10発広島行きが、土休日のみ新山口発に区間延長。代わりに、現行新山口5:02発岩国行きが土休日運休となる。
・現行南岩国7:44発快速広島行きの岩国-広島間が土休日運休となる(現行岩国7:43発糸崎行きが、土休日のみ岩国発広島行きと広島発糸崎行きに分割)。
これにより、土休日において広島以西の上りで快速が消滅し、普通列車のみとなる。
○山陽線の上記以外の変更点は、
下りでは…
・現行呉線広6:18発下関行きが、広島発時点で10分(7:16→7:06発)繰り上げ。
・現行呉線広15:20発広島行きと現行広島16:30発岩国行きが統合の上、現行白市15:30発岩国行きと立て替え。
・現行岡山14:55発岩国行きが、和気発に区間延長。
・現行西条18:22発広島から快速新山口行きが、徳山行きに区間短縮。
・現行白市18:55発岩国行きが、西条発に区間短縮。
・現行呉線広19:51発岩国行きが、南岩国行きに区間延長。
・現行広島23:35発岩国行きの広島発を23:41発に6分繰り下げ、現行糸崎22:18発広島行き(広島23:38着)と接続。
上りでは…
・現行広島5:53発糸崎行きが岡山行きに区間延長。
・現行広島6:34発白市行きが、岩国発和気行きに区間延長。代わりに、現行岩国5:42発和気行きが広島発白市行きに区間短縮。
・現行下関11:50発広島行きが、現行広島16:14発糸崎行きと統合の上、岩国発に区間短縮。
・現行新山口13:44発岡山行きが、岩国発に区間短縮。
・現行岩国16:24発広島行きを、岩国17:15発に繰り下げの上、現行広島18:09発西条行きと統合。代わりに、現行岩国16:30発広島から快速糸崎行きの岩国発を16:24発に変更。実質、岩国-広島間の16時台の1本を17時台にシフト。
・現行新山口15:12発白市行きが、岩国発に区間短縮。
・現行大野浦19:30発三石行きが、糸崎行きに区間短縮。
・現行大野浦20:25発広島行きを14分繰り上げ。
・現行新山口19:36発白市行きが、岩国発に区間短縮。
・現行岩国22:07発呉線広行きが、南岩国発に区間延長。
○呉線では、上記山陽線で触れた以外の変更点は、
・現行坂20:22発広島行きと現行広島21:02発緑井行きが統合。
・現行可部線可部5:38発坂行きが、可部発広島行きと広島発坂行きに分割。
快速瀬戸内マリンビューは、現行の呉-三原間の1往復(2号・3号)を普通に格下げの上、広-三原間に区間短縮し、毎日運転の臨時列車化。これにより、瀬戸内マリンビューは広島-三原間1往復(4号は三原13:26発に繰り上げ)のみとなる。また、土休日のみの運転となり、停車駅も現行の「三原-広間各駅・呉」から「忠海・竹原・安芸津・安浦・安芸川尻・広・呉」停車に変更。また、三原-広間に毎日運転の臨時普通を1往復設定(上記の臨時列車と合わせて、毎日運転の臨時列車が同区間に2往復設定)。
○可部線では、上記山陽線と呉線で触れた以外の変更点は、特になし。
○赤ヘルナイター号については、現行12本のうち、山陽線五日市行き2本・山陽線瀬野行き1本・可部線緑井行き1本の計4本を減便。山陽線五日市行き2本を大野浦行きに区間延長。
山陽線五日市行き1本(広島21:13発)、山陽線大野浦行き2本(広島22:08・22:53発)、山陽線岩国行き1本(広島21:40発(土休日も運転))、山陽線瀬野行き1本(広島22:13発)、山陽線西条行き1本(広島21:49発)、呉線坂行き1本(広島21:16発)、呉線広行き1本(広島21:45発(土休日も運転))の計8本(土休日は2本)の運転となる。これにより、可部線の赤ヘルナイター号の設定が消滅。
○この改正で、113系F編成運用については現行の101〜111と103系BE編成との共通運用である121〜124を統一して、101〜114・121の計15運用となる。
2011年3月26日
向洋駅北口改札供用開始。
2011年4月2〜7日
2011年3月11日に発生した東日本大震災で車両保守部品工場が被災したことに伴い、通常の列車運行に支障をきたすため、各線区において列車の削減・運転休止等を実施(直流電動機ブラシの不足により、103・105・113・115系などが対象)。昼間時において、山陽線では毎時2〜3本の運転、呉線では普通のみ毎時1本の運転、可部線では40分間隔の運転となる。
→上記施策は、車両保守部品不足の解消に目処がたったため、4月7日をもって中止。翌8日から通常ダイヤに戻る。
2011年5月1日
各線区で、列車併結時において連結面の先頭車同士の前照灯を常時点灯開始(ホームでの乗客転落事故防止対策のため)。
2011年7月2日
マツダの電力不足対応による土日稼働に伴い、混雑緩和のため土休日の山陽線で一部列車の編成両数変更と運転区間延長を実施。朝の白市発岩国行き2本(向洋8:11・8:23着)を4両から8両に増結。また、夕方の白市発広島行き1本(向洋18:01発)を大野浦行きに区間延長(平日と同様に)。(これに運用上関連する1522M・1524M・546M・552Mも4→8両に増結。また、2672Mが土休日も運転となる)
なお、この対応はマツダの土日稼働中止に伴い9月末で取り止め。
2011年8月2日
広島駅を除く広島支社管内の駅でドアの半自動扱いを実施。夏の節電対策で9月20日まで実施。
2011年10月中旬
広島運転所・下関総合車両所の113系・115系において、前面の編成番号表示器を順次撤去開始。