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広島シティネットワーク  ダイヤ改正変遷  〜2004年〜
2004年3月13日  ダイヤ改正
○山陽線の広島−向洋間に「天神川」駅が開業。山陽線と呉線の普通列車が停車。2004年3月24日開業のダイヤモンドシティ・ソレイユの最寄り駅に。
ちなみに、開業当日の3月13日には天神川駅開業記念列車として、網干所の223系2000番台4連(V34)が、広島→白市折り返し→広島間で運転(1542M〜1553M、広島−岩国間は所定車両で運転)。223系の広島地区での営業運転はこれが初めて。
○山陽線では、夕ラッシュ時(広島発18・19時台)の五日市行き普通計4本を五日市→岩国(一部南岩国)間区間延長の上、広島発時刻を毎時15・45分発とし快速に格上げ。これにより、広島→岩国間の通勤ライナーが18:00〜20:00まで毎時00・15・30・45分発の15分等間隔運転化。同時間帯の広島→岩国間は毎時快速4本:普通4本運転に。
一方、同時間帯の五日市→広島間普通計4本が消滅。これにより同区間の普通が、広島着18・19時台で毎時1本、20時台で2本の減(20時台は3本のみに)。
また、通勤ライナーの全列車を新井口に停車化。これにより新井口は快速系の全列車が停車に。
昼間時と夕ラッシュ時に岩国→南岩国間の区間延長実施、下り4本・上り3本。
○呉線では、昼間時の普通の広島着がより等間隔化(17・39・54分着→00・17・40分着)。
○芸備線では、朝ラッシュ時の三次発通勤ライナー1本(広島着7:39)と狩留家発普通1本(広島着8:03)が休日運休に。かわりに休日に三次発普通1本(広島着7:52)を設定。
2004年9月2日
下関部115系3000番台体質改善車、営業運転開始。
2004年10月16日  ダイヤ改正
○可部線では、夕ラッシュ時に快速「通勤ライナー」を新設。これにより「広島シティネットワーク」全線に快速が登場。広島18:55・19:41・20:28発の3本。停車駅は、広島・横川・安芸長束・下祇園・大町・緑井・可部。3本とも105系2連を充当。快速停車駅から可部へは乗車チャンス増。広島→可部を26分で運転し現行普通に比べて8分短縮(広島→緑井は6分短縮)。この快速は、現行緑井普通3本を可部延長の上、快速格上げとして設定。このため、快速運転時間帯の緑井普通が実質3本減により、快速通過駅となる三滝・古市橋では乗車チャンス減。また、この3本減により緑井折り返し広島行き普通2本が減便(残る1本は、以下の緑井行き普通増発分の折り返しとして時刻繰り下げで残る)、つまり広島着19・20時台で毎時5→4本と各々1本分減。なお、梅林−可部間は、先行普通の可部到着後に快速が梅林を通過、つまり先行普通の可部での折り返し待ちの間に快速が梅林→可部を走り、快速が可部到着後に広島行き普通が発車。これにより、同区間の1閉塞が保たれる。今回の快速設定は、02年10月改正で夕ラッシュ時の運転時隔を拡げたからこそできる技。
広島20:46発緑井行き普通を1本純増、これにより現行の広島20:38発→21:02発の24分の空きを解消、広島発20時台は毎時4→5本に(快速含む)。
昼間時では、現行広島毎時16分着が20分着に変更。よってこの20分着のスジが可部→広島で4分も所要時間増。これは、山陽線上りシティライナーの広島着の繰り上げ(毎時17分着)の影響か。上り普通ではなんと可部→広島を50分台もかかる列車が登場。792Mは50分、そして820Mは53分…。横川での長時間停車列車が増えたみたい。
○呉線では、朝夕ラッシュ時の「安芸路ライナー」の名称を「通勤ライナー」に変更(広島9:00着までと17:20着、広島16:28発以降が対象)。これにより「広島シティネットワーク」内全線の朝夕ラッシュ時快速が全て「通勤ライナー」に統一される。
昼間時には安芸路ライナーを6往復増発、従来の1時間間隔の毎時1本から30分間隔の毎時2本に倍増(広島9:29発〜15:29発、広9:41発〜15:41発)。また、天神川・矢野・坂に新規停車化(朝夕ラッシュ時の通勤ライナーは従来通り広島−呉間ノンストップ、呉以東各駅停車)。安芸路ライナーには、103系3連3本(ワンマン)と115系4連1本(非ワンマン)を充当。これにより、「昼間時安芸路ライナー」=「ワンマン運行」の原則が崩れる。この快速の増発分は、現行広島−広間普通6往復を快速格上げとして設定。このため、広島−呉間では普通は毎時3本→2本に減、同区間の快速通過駅は乗車チャンス減。また、海田市での山陽線瀬野方面との連絡チャンスも減。一方、矢野・坂では、快速の停車化により、乗車チャンスが毎時3→4本に拡大。以上により、広島−広間の昼間時は、毎時、快速2本・普通2本(うち1本は従来通り呉発着)の各々30分等間隔運転パターンとなる。なお、広行き普通は呉で後続快速と接続をとり15分停車して呉を発車(逆に広発普通は呉での快速接続は無し)。呉−広間の毎時3本は確保される。
○山陽線では、昼間時のシティライナーが白市−岩国間で所要時間を短縮。広島−白市間で1分、広島−岩国間で2分の短縮。これにより、広島と白市・岩国間は両方とも35分で結び速達化。なお、広島駅での停車時間拡大などで短縮時間分を相殺。
シティライナー所要短縮以外には、一部時刻変更以外は特に変更なし。広島発15:53発シティライナー三石行きが岡山行きに変更ぐらい。また、朝9・10時台に呉線との直通スジが一部変更されている。
○芸備線は、一部時刻変更以外、特に変更なし。